一般的に挨拶とお辞儀は、同時に

お辞儀と挨拶、どちらを先にするのでしょうか。それとも、同時にしてもいいのでしょうか。答えは、言葉による「挨拶」が先で、その後にお辞儀をします。しかしながら、一般的に挨拶とお辞儀は、同時にしてしまっているケースが多いと思います。ちょっと、周りを見回してみて下されば、わかると思います。きちんと言葉による挨拶をしてから、お辞儀をする、という人は、あまり見かけないように思います。いわゆる有名ホテルのスタッフでも、あまり見かけません。それでも、社員教育が行き届いたしっかりとした会社や店舗においては、このような正式な、ご挨拶をしてくれるところも実際にあります。 お辞儀の正しいし方をしていると、それなりの社会的地位のある方からお褒めの言葉をいただくということもあります。ある会社で、重役クラスの方が社内を見回っていた際、ある若い社員と廊下ですれ違いました。その社員は重役の方とすれ違う少し手前で、サッと身を脇によけ、目をその重役の方に向け、「お疲れ様でございます」と言った後、深々とお辞儀をしたそうです。重役の方は、その行き届いた所作、無駄のない動き、そして、何より挨拶とお辞儀を一緒くたにしなかった、若いその彼の何もかもに感動されたそうです。きっと、この彼は何かで頭角を現したならば、この時の重役の方の覚えもめでたく、よい地位への昇進も夢ではないでしょう。 良い所作も悪い所作も、見ている人は見ています。自分を、自分の人生を、どうプロデュースするのかは、あなた次第なのです。